本文へスキップ

大津市の眼科クリニック  日帰り白内障・網膜硝子体手術

電話でのご予約・お問い合わせTEL.  077-545-8000

WEB予約 はこちら

診療内容

当院では、結膜炎、ドライアイ、眼精疲労、飛蚊症、メガネ・コンタクトレンズ処方などの一般眼科診療、斜視・弱視などの小児眼科診療のほか、以下のような専門的診療を行っています。


網膜硝子体手術の対象となる病気

眼球をカメラに例えると、フィルムに相当するものが網膜になります。網膜は眼球の内面全体に広がっていますが、特に中心一番奥の部分を黄斑と呼びます。黄斑は視野の中心の光を感じるところなので、物を見るのに最も大事な部位です。また眼球の内部の空洞はゼリー状の物質で満たされており、これを硝子体といいます。これら網膜、黄斑、硝子体の病気に対して行うのが、網膜硝子体手術です。


黄斑上膜

黄斑の表面に余計な膜が張り付いてしまう病気です。視力が低下したり、物がゆがんで見えたりします。膜をはがし取る手術を行います。


黄斑円孔

黄斑に穴が開き、視力が大きく落ちてしまいます。手術で目の中にガスを入れて穴を押さえつけると、穴がふさがります。穴にガスが当たるように、術後一時的にうつ伏せの姿勢をとります。

 

硝子体出血

糖尿病網膜症網膜静脈閉塞症などが原因となり、硝子体が出血で濁ってしまいます。濁った硝子体を洗って取り除く手術を行うことにより、目の奥まで光が再び届くようになります。


網膜剥離

網膜の弱いところに穴が開き、網膜が眼球の内面から剥がれてくる病気です。飛蚊症(糸くずや虫のようなものがたくさん飛んで見える)や光視症(キラキラと光が見えるように感じる)の症状で始まることが多いですが、進行とともにカーテンがかかったように視野が欠けてきます。放置すると失明の危険があるため、早く眼科を受診することが大切です。
手術では目の中にガスやオイルを入れ、術後にうつ伏せなどの姿勢をとります。ガスやオイルの浮力によって剥がれた網膜を押さえつけるという原理です。
網膜剥離は緊急手術や術後の厳密な姿勢管理を要することが多く、その場合は高次医療機関での入院治療が必要となります。


手術の方法

病気によって手術内容は変わりますが、30〜120分程の手術になります。眼球のまわりに局所麻酔を行い、痛みをほとんど取り除くことができます。
白目に3か所、0.5mm程のごく小さな穴を開け、そこから目の中に手術器具を入れます。硝子体を洗って取り除いた後、病気の状態に応じて網膜に付着した膜の除去・レーザー凝固・ガス注入を行います。ガスを注入した場合は、術後しばらくうつ伏せなどの姿勢制限が必要となります。目の中に注入したガスは、1〜2週間で自然に吸収されてなくなります。

白内障があると手術操作の妨げになることや、網膜硝子体手術の後は白内障が進行しやすくなることから、白内障手術も同時に行うことが多いです

白内障手術がそうであったように、網膜硝子体手術も技術の進歩で安全性が向上し、目にやさしい手術になってきました。ただし網膜の病気の性質上、術後視力が改善してくるまでには時間を要し、時には思ったほどの改善が得られないこともあります。 また出血や網膜剥離の再発により、再手術が必要になることもあります。
病気の状態によって手術内容や術後経過はさまざまとなりますので、おひとりおひとりに即したサポートをさせていただきます。


真空蒸気滅菌器(エヴリーブB、 MELAG )

真空蒸気滅菌器(エヴリーブB、 MELAG )

当院では徹底した感染対策のために、プレポストバキューム式の手術器具滅菌器を導入しました。 世界で最も厳しいとされるヨーロッパ規格で「あらゆる種類の被滅菌物を安全に滅菌することができる」(クラスB)とされている最高品質の滅菌器です。
無料送迎あり

瀬田しもぞの眼科

〒520-2145
滋賀県大津市大将軍三丁目24番6
TEL 077-545-8000
FAX 077-545-8007

このページの先頭へ